集中力がない人の特徴や性格を解説します。
集中力がない人を見分けるには、コンディションが悪いのか、環境が悪いのかを知ることが大切です。
集中出来ない人は、仕事が出来ない・ミスが多いと評判になり、信用や信頼を失います。
職場で働くサラリーマンであれば尚更ですね。
そして、集中力がないということは、数多くの特徴があるのです。
例えば、寝ていない・集中出来ない環境・悩んでいる等が、集中力がない人の特徴に当てはまります。
このページでは、集中力がない男性と女性の特徴を全て挙げていますので「この人、集中力がないな」と思ったら、当てはまる心理や特徴がないかチェックしてみてください。
寝ていない
集中力がない人の特徴として、寝ていないことが挙げられます。
しっかりと睡眠をとっていないと物事に思考力が低下し注意散漫になります。
理由としては睡眠不足による脳内物質のセロトニンの作られなくなるからです。
そうしてセロトニンが減少するとイライラしたりネガティブになったりと集中力だけではない悪影響を及ぼすのです。
例えば、作業している時に嫌な事を思い出したり、「この作業して何の意味があるのか?」と思ったり、パソコンであればタイピングミスが多くなります。
そうなるとモチベーションや意欲が無くなり、本来のパフォーマンスも半減してしまいます。
つまり無駄に夜更かししたり寝ていないだけで、仕事の効率が激減するということです。
言い換えればキチンと睡眠時間を確保することで、人並み以上のパフォーマンスを発揮することが可能です。
とは言え、夜遅くまで仕事をして来てそのまま寝るのはもったいないと思うのが人間の心理です。
一日の終わりに夜食を食べたり、お酒を飲んだり、録画した好きなテレビを見たいことでしょう。
週に一回は早く寝る日を決めるのも大事ですよ。例えば、月曜日だけは10時に寝るとかですね。
他にもどうしても寝る時間を確保出来ない人は食べ物で補うのも効果的です。睡眠不足で脳がダメージを受けているのですから脳に栄養を与えましょう。
オススメは、ドライフルーツ・ピーナッツ・バナナ・チョコ・ブルーベリー・小魚などですね。
特にドライフルーツがオススメで脳に良い天然の糖分があるうえにビタミン・食物繊維も豊富です。
しかも噛み応えもあるため、噛む面から言っても脳を活性化させるのです。
出来れば集中力が切れる前に食べるのがコツです。集中力が切れたと実感する頃には回復まで時間がかかりますからね。
集中出来ない環境である
集中力がない人の特徴として、集中出来ない環境であることが挙げられます。
キチンと集中するために自分で環境を整えるのも大事なことです。
ですが自分に甘い人、普段から集中力がないと言われている人は集中する環境を整えることが出来ません。
勉強しながらビールを飲んだり、テレビを付けていたり音楽を聴いていたりすると、当然集中出来ませんよね。
勉強や仕事が苦痛だからと言って自分の好きなものを近くにおいてしまっては、捗るわけがありません。
もしあなたが集中力がないと自覚しているなら、机や余計な物が沢山あったり、テレビや音楽を付けていませんか?
デスクの周りに食べ物はありませんか?仕事や勉強に無関係な誘惑物は、集中力を散漫して余計に作業を長引かせたり、ダラダラ作業ながら作業になりがちです。
他にも、たばこやいかがわしい本に漫画。人間の脳は本能で活動しており、なるべく楽な方向に行きたがるのです。
なのでまずデスクの回りを片付けましょう。そしてテレビや音楽を消しましょう。もちろん、ビールや缶チューハイを飲んではいけません。
飲食して良いのはガムやアメ、そしてお茶ぐらいなものです。どうしても集中出来ないようならば、図書館や喫茶店に行くのもアリです。
ですがこればかりは本人のやる気の問題でもあるので、「ちゃんと集中するぞ」という断固たる意志が必須ですね。
悩んでいる
集中力がない人の特徴として、悩んでいることが挙げられます。
当然と言えば当然ですが、作業している人が「失恋・借金・DV・イジメ」など不安や悩みがあると集中することは出来ません。
と言うより目の前の作業より、他の悩みで頭がいっぱいなのです。
仕事でなく、楽しいプライベートなことであっても背中に不安な気持ちがあると楽しむことも集中することも出来ないのです。
人はこの先に待っている不安や恐怖には無頓着ではいられない生き物です。例えば、「明日大事な手術がある」と分かっていたら全力で楽しめません。
つまり「不安だな・明日大丈夫かな?」などと感じているとソワソワしたり貧乏ゆすりしてしまう経験は誰にでもあるはずですよ。
そんな時は悩んでいる事を口に出したり、ノートに描いてみましょう。
今何に悩んでい集中力が散漫なのかを知れば、自ずと「これは後でも大丈夫・特に大した悩みじゃない」と気持ちが楽になりますよ。
他にも時間で区切って見るのも手です。30分だけ60分だけ全力で集中する時間を作ってみましょう。
人間どんなに頑張っていても、楽な方・悩み事の方に集中が流れていきます。まずは自分でルールを作って作業しましょう。今までよりも捗るはずですよ。
妄想癖がある
集中力がない人の特徴として、妄想癖があることが挙げられます。
作業中に何かを妄想してしまうと、意識が別の方向に向いてしまいます。
そのために目の前の作業があるにも関わらず、気付いたら手が止まっているという状態ですね。
要するに、そもそも集中していないのです。不真面目とも言えますし、頭には常に雑念が浮かんでいるのです。
欲求不満でイカガわしい事を考えていたり、アニメや漫画が好きな人ほど仕事中に妄想します。
「帰ったら早くゲームの続きをやりたい」・「早く仕事を終わらせて夜のお店に行きたい」など別ことで頭がいっぱいです。
本人が仕事中の妄想をやめない限り、いくら「集中して」と言っても危機感が湧かないでしょう。
このような人は15分・20分やって休憩と細かく集中させるのがコツです。集中力が途切れやすい人にはなるべく短期集中が望ましいですね。
休憩を取るのが下手である
集中力がない人の特徴として、休憩を取るのが下手であることが挙げられます。
どんなに好きな趣味でも仕事でも、永遠に集中し続けられるわけではありません。
どんなに優秀な人でも体力的・精神的に疲労は来て、パフォーマンスも必ず低下します。
でも優秀で仕事が出来る人は、集中力が途切れている様子はありません。集中力が散漫な人とは一体何が違うのでしょう。
集中力があって優秀な人は、何時間もずっと集中することは出来ないと自覚しているのです。
そのため多少仕事のキリが悪くても適度に休憩を取り、集中力を維持させているから、集中が途切れているように見えないのですね。
反対に集中力のない人はどうでしょう。メリハリがなく休憩を取ることもなく、キリが悪いからとダラダラ作業しています。
結局キリが良い所で休憩をとってもダラダラした分大分ロスをしています。
さらに頭が疲れた状態で休憩しても、あまり回復しないため、また集中力が切れた状態で作業してキリが良い所までダラダラ作業します。
また、作業スピードに自信がないから休憩を削ってまで仕事する人もいるでしょう。ですがそれが逆効果であることに気付いていないのですね。
作業に集中し過ぎてキリが悪い所で休憩したくない気持ちも分かりますが、一時間に10分は休憩しましょう。
さらに休憩時間に食べ物をピーナッツも併せて食べると効果的です。
ピーナッツには「レシチン・コリン」という脳の栄養になる物質が入っているので休憩の度に食べるとベストです。
その他にも脳を活性化させる食べ物はネットでいくらでも載っているので、色々調べてみるのも面白いですよ。
カルシウム不足である
集中力がない人の特徴として、カルシウム不足であることが挙げられます。
何時間も作業していると余計なことを考えだしたり、イライラしたりして集中力が途切れがちになります。
眠いだけなら普段から睡眠を取れば良いのですが、気持ちがネガティブになったりするのはカルシウムが不足しているからです。
カルシウムが不足すると脳を正常な判断力を失い、思考力・決断力・記憶力を激減します。
なので「睡眠はそこそこ取っているのに集中力が途切れる」人には、毎日牛乳を飲むことをオススメします。
と言うものカルシウム単体のサプリメントでは、栄養バランスが偏ってしまうからです。
なのでサプリメントで補う場合には必ずマグネシウムも取りましょう。出来れば普通の食事から摂取するのがベストです。
例えば、魚介類・大豆・海藻類などの豆類や海の幸は、カルシウムに加えてマグネシウムなどのミネラルも豊富なので、是非普段から食べてみて下さい。
カルシウム以外での栄養素では、玄米・サツマイモ・蕎麦・キノコなどの低GI食品を摂取することをオススメします。
低GI食品は血糖値は緩やかに長く上昇させる食べ物です。
確かに脳に対する栄養素は糖質のみであり、デスクワークには欠かせないものでしょう。
大量の炭水化物の摂取により、血糖値は一時的にグンと伸びて集中力は上がりますが下落するのも早く、血糖値が下がっている状態はネガティブになりやすいのです。
なのでデスクワークで集中力を維持したい場合、緩やかに血糖値が上がるGI食品を摂取しましょう。
白米ではなく玄米、うどんではなく蕎麦、白い砂糖ではなく黒糖、それにトウモロコシ第自然の糖類であり低GIなのです。
根気がない性格である
集中力がない人の特徴として、根気がない性格であることが挙げられます。
睡眠不足にしろ栄養不足にしろ、そもそも根気がないので長時間集中出来ないのです。
パソコンで作業していても、ちょっと捗らなくなるとやる気をなくしてネットサーフィンをしたり、スマホをイジッたりと不真面目です。
他にも一つの作業に集中出来ず、データ作成の仕事をしながら、他の書類整理の仕事が気になり始めて作業を中断してしまったりと、とくかく中途半端なのです。
言い換えれば飽きっぽい人とも言えますね。このタイプの人を指導する上司は苦労しそうですね。
ですが頭ごなしにしかっても大きなミスも出ていない限り、反感を招くだけでしょう。そんな時にベストなのが「おっ君、集中してるね」です。
これは本当に集中している時にも使えますし、サボっている時にも「しまった見られてる」と無言のプレッシャーがかかって、ちゃんとやろうと意識するからです。
集中力がない男性特有の特徴
集中力がないメンズの特徴として、自分に甘いことが挙げられます。
仕事や勉強の集中力がなく、いつも途中でダラダラしてしまう自分が嫌。
しかしそんな状態が続きながらも、どうすれば良いか分からず、結局いつの通りの毎日なのです。
ですがこのメンズは、問題解決は望んでいるものの、それほど危機感がないのです。
つまり色々考えた結果「まっいっか」と問題を先送りする自分への甘さがあります。
もし今のあなたが集中力のなさに対して危機感がないのでしたら今すぐ自覚して改善して下さい。
仕事・プライベート両方において危機感のなさはあなたにマイナスに働きます。
改善方法としては、睡眠不足を解消する・栄養補給・適度な休憩・その他の自己啓発などがベストです。
一度キチンと集中して何か結果を残すことが出来れば、自信がついて「甘さ」はなくなるはずですよ。
集中力がない女性特有の特徴
集中力がないレディーの特徴として、作業内容を軽視していることが挙げられます。
どんなに睡眠不足でも栄養不足でも「これは人生を左右する重大な作業だ」という危機感があれば、最高のパフォーマンスを発揮するはずです。
特に生死に関わることなら、何が何でも集中するでしょう。確かに今の仕事は大切ですが、生死を左右するものではないことが多いでしょう。
しかしそれでも人よりも明らかに集中出来ていない場合は、今の仕事軽視しているからに他ならず、興味や意欲が湧かないのです。
心理としては、何のためになにをやってるかわからない・こんな作業したって無駄だわ・どうせアタシじゃなくても出来る、そう思っていませんか?
そんな時は、キチンと睡眠をとったり、しっかりカルシウムを取ればいつも同じ仕事でもヤリガイを持てるはずですよ。