辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴をまとめました。
例えば、人の痛み分かってあげれる・包容力がある・相手に過剰に期待しない人が、辛い過去がある人に当てはまります。
このページではそんな過去や経験がある人の特徴をすべて挙げてますので、周りにそのような人がいないかチェックしてみてください。
こちらになります
相手に過剰に期待しない
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、他人に過度に期待しないことが挙げられます。
価値観という言葉、一度は耳にしたことがありますよね。
それは、一般人が共通に持っている知識や常識のことを言います。
しかし、何を価値観とするかは、その人が生きてきた中で培われたものが大半を占めています。
例えば、あなたは「好きな女の子に奢ってあげたら、自分に振り向いてくれる」という考えを持っているとします。
つまり、言い方を変えると、「好きな女の子に奢ってあげたら、振り向いてくれなければ割に合わない」と期待しているのです。
この場合、振り向いてくれないと「どうして好きになってくれないの」「お金返してよ」と思ってしまいますよね。
辛い過去のある人は、「自分が優しくすれば相手から同等以上の親切が返ってくる」とは考えていません。
さっきの例であれば、もし女の子から見返りがなくても「今回はダメだったな」「また次の女の子にアプローチしよう」程度にしか考えないためパニックにはなりません。
さほど相手に対して期待をしていないため、相手がどんな行動をとっても許容できるのです。
過去を語れる
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、過去を語れることが挙げられます。
人生を振り返れば、誰でも楽しいことや苦しいことがあったりするものです。
ですが、苦しかった部分、人生で辛かったことは中々人に話せません。
しかし、辛いことを乗り越えてきた人は、素直に自分の過去を語れてしまうのです。
仲間はずれにされた、親から性的虐待に遭った、心の病気で半年くらい休学した、何千万円の借金を背負った等、そういう壮絶な過去もあっさり語ってしまうのです。
そして、過去の壮絶な体験やトラウマがあったからこそ、今の成長した自分がある感じられるのです。
それは一種の自己愛の形ですが、今後の人生レベルにおいても大きな糧になるはずです。
もし、辛いな過去をあっさりと語ってしまうような人がいれば、見逃してはいけません。
あなたにとって、吸収できることや学ぶことが多いはずなのです。
人生を楽しめてる
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、人生が楽しめていることが挙げられます。
何か苦い経験や大きな失敗を乗り越えてきた人は人生を楽しめているオーラを放つのです。
今まで「なんでこんなに楽しそうなんだろう」そう思わせる人が今まで何人かいました。
何か些細な事でも人生が楽しめているのですが、「昔は大きな失敗をしたんだろうな」という雰囲気もありました。
苦しい経験を乗り越えてやっと人生が充実してきたと、感じさせてくれるのです。
もしあなたが、そういう人に出会った事がなく人間関係に悩んでいるのなら、コミュニケーション教室に顔を出してみてください。
コミュニケーション教室の講師の人の放つオーラを見逃さない方が良いでしょう。
どんなに自分と違う考え方や価値観の人だったとしても、ひとまずその人の話を素直に聞いてください。
その人に対してどこか半信半疑な感じがしても、2回くらい通ってみてください。
きっと何か大きなヒントや大きな発見が得られるはずですよ。
包容力がある
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、包容力があることが挙げられます。
辛い経験をした人の特徴として大きいのは、人を受け入れる力が豊富だということです。
決して否定的でネガティブになったり、頭ごなしに批判的はしてきません。
どんな些細な事でも言いやすく、相談しやすい雰囲気を作り出せています。
辛い経験をした人は、いつも自分をあっさりとさらけ出していますが、本人も「否定されたらどうしよう怖い」という恐れを乗り越えて今があるのです。
そういう恐怖や恐れを乗り越えてきたからこそ「何でも言ってもいいよ」「隠さないでいいんだよ」「ここは君を受け入れるてあげるよ」というオーラが出ているのです。
こういった辛い経験をした人には、周りに人が集まり、孤独が好きでも人が勝手に付いてくるのです。
プランがしっかりしている
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、目標がありプランがしっかりしていることが挙げられます。
辛い経験をした人は、過去の失敗から将来の目標を明確に持ちり、そこに向かって努力するとを決意しているのです。
何故なら目標達成のために苦労を避けて通れないことを痛いほど理解できているからです。
苦労を買ってでもする事は、目標達成へのステップアップなのです。
独立を目指している、立派なマイホームを建てたい、少し背伸びした目標があれば、いい加減なやり方ではできません。
例えば、プライベートの作業や仕事であっても、それなりに終わらせようとせずプラスアルファで更に品質を向上させます。
どんな苦しい状況でも、自分で決めた目標達成へのプランがあるので、途中でくじけたりしないのです。
むしろ、辛い過去そのものが必要だと思っているからこそ、自ら苦労人になる選択をしたのです。
ある意味苦労を乗り越えることが快感でもある、Mっ気がある人とも言えますね。
人助けをよくする
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、困っている人を放っておけない人が挙げられます。
辛い過去がある人は、自分に厳しく高い意識を持って目標に向いますが、実は人情に厚い人が多いのです。
困っている人に対して、いくら自分が大変でもちゃんと手を差し伸べてサポートします。
しかもサポートする時も、やはりその厚い人情と真面目さから適当に扱うことはしません。
些細な恋愛相談や悩み相談にも、親身になって耳を傾けて傾聴して、一生懸命何か出来る事がないか考えるのです。
しかもさらに、その後も何かとアフターフォローにしてくれるのです。
また、些細な事にも気がつくので、たとえば友人での恋愛関係のもつれをいち早く察知し、密かに緩衝材の役に回ったりします。
その結果、その友達の女の子に好かれてしまうという余計な苦労まで抱え込んでしまうのです。
人間的に深みがある
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、人間的に深みがあることが挙げられます。
考え方や言動に深みがあって、それは顔つきやオーラにも滲みでています。
多くの人はこのオーラを人間的な深みや、心に秘めた憂いを色気だと感じてしまうのです。
辛い経験をした人は、芯が強く自分の中でちゃんとした軸がありそれにもとづいてブレない言動を取る。
さり気なく気遣いができてどんな人にも優しく誠実に対応できる。家族・友達・職場の人間などの周りの人が笑顔になる事を考えている。
些細な事で人を憎しみを持ったり恨んだりせず、意地悪で強欲な人の気持ちにさえ寄り添って上から目線の余計なアドバイスは言わない。
「これははっきりと言うべきなのか」「ニュアンスどうするか」を吟味してから話す思慮深さがあり、相手を大切に思うがゆえに言うべきことは厳しいことでも言う。
これらをまとめると、自分軸をしっかり持っていて、誠実で思いやりがあって思慮深い人ですね。
含めて一度会った人に、「この人ともっと話したい」・「どんなプライベートだろうか」と相手の興味を引き付けて止まないのです。
しっかりお金を管理
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、お金にキチンとしていることが挙げられます。
辛い経験をした人は、お金の使い方についてもちゃんと節度を保った使い方をするのです。
レディーであれば、メンズと食事に行ったとしてもちゃんと割り勘にしてくれます。
お金の優劣は人間関係を損ねるものだと学んでいるからです。
もし相手にお金を貸す状況になっても、相手がすぐに返せる金額だけを貸す、またはもう返さなくてもいい金額を貸します。
これは、相手のことだけでなく自分のことまでも考えた合理的な方法なのです。
そもそもお金は自分の労働対価によって得たものなので、他人から奢られたり、他人に奢ったりすることは、辛い経験をした人にはとても違和感があるのです。
自分のお金と他人のお金に対してキチンと境界線を張り、お金に対して節度のある人付き合いができるのです。
苦労することを嫌がらない
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、苦労することを嫌がらないことが挙げられます。
昔から「苦労は進んで買いなさい」ということわざがありますよね。
辛い経験をした人は、苦労することを人生レベルで大切だと思っています。
人生の岐路で二つの道の選択肢があれば、迷わず困難な道を進むのが辛い経験をしてきた人なのです。
例えば、登山に行ったとします。平坦な初心者コースの道を上るより、足場が悪い上級者コースを上ろうと考えるのです。
理由は単純で、苦労した方が美味しいビールが飲めるからなのです。
苦労する分喜びは大きいですし、楽な道ばかり選んでいる喜びはそれなりのものしかありません。
そして、その苦労を当たり前のこととして自然に乗り越えていけるのです。
その考えは決してブレる事はないので、周りの人が自分とは違った方法を取っても見下したりせず、「他人は他人、自分は自分」という意識を崩さないのです。
人の痛みを分かってあげれる
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、人の痛みを分かってあげれることが挙げられます。
より正確に言うと、人の心の痛みをできる範囲で想像して、それを理解します。
苦労した人は痛みを経験しているので、人の痛みを具体的に想像できるからこそ寄り添える。
例えば、学校や職場でイジメられてる人がいたら、イジメられてどんな気持ちなのか、どんな言葉を言って欲しいのか、辛い本人に何をしてあげられるか、という自身の経験をもってサポートしてあげるのです。
小中学生の時にイジメを受けていた人が、その悲しく苦しい辛い過去によって心の痛みを知り、乗り越えたことで思いやりの気持ちが強くなって学校の先生になった人もいます。
些細なことに感謝できる
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、些細なことに感謝できることが挙げられます。
今まで苦労してきた分、みんなが当たり前だと思っていることのありがたさをハッキリと実感できて、心から感謝できるのです。
両親が離婚したり若い内から死別した場合には、両親がいてくれたことを心底感謝できる。
お金の辛い経験があった人であれば、ちゃんと食べられて借金がない生活が幸せである。
いじめなどので辛かった人は、いじめる人が周りにいないだけで喜べる。
何気なく私達が普通だと思っていることでも、実はすごく恵まれていて感謝すべきことだというのは本当に多いのです。
心と体が健康であったり五体満足なのもその一つですよね。
それに気づくのは失った時が多いのですが、苦労を乗り越えた時には小さなことにも感謝できる、素晴らしい人格者になっています。
動揺しない
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、少々のことでは動じないことが挙げられます。
苦労した人は辛いことを経験し、それを乗り越えることで、かけがえのない「キャリア」と「自負」を手にいれたのです。
そのため今後辛い経験をしたとしても、また乗り越えていけると信じています。
予想外の逆境に立っていても、落ち着いて最善の選択肢を選ぶ事ができ、また辛抱強く耐えて乗り越えられます。
さらに自分のやりたいことは失敗を恐れずチャレンジできるというのも強みとして挙げられます。
例えば、人間関係が悪くパワハラが横行した会社で働いていた場合、再就職した会社ではあまり動じなくなります。
そこでもパワハラ上司がいて、1年先に入社した中途の先輩はものすごく意地悪でも、それでも「またか」「適当にやり過ごせる」と思えるのです。
新卒入社した時はビクビクしていてもその内動じなくなるのは、過去に同じようなヒドい経験をしているからこそです。
そのため20代でパワハラや意地悪な人の多い職場を経験したことは今後の糧になるでしょう。
明るく笑顔が多い
辛い過去がある人、辛い経験をした人の特徴として、明るく人懐っこい人が挙げられます。
このタイプの人はどれだけ辛い経験をしてきても、そんなことは微塵も感じさせず明るく振る舞う人です。
例えば、クラスメイトで明るく人懐っこく、クラスのムードメーカー的なような女の子がいました。
如何にも「幸せな家庭で愛されて育ったのだな」と思っていましたが、話してみると親の離婚や再婚などで複雑な家庭で育って事が分かったのです。
普段の彼女からは全く想像できませんでしたが、そのことをポロッと話した時の彼女は感慨深い表情を見せるのです。
一瞬その目は深い悲しみを感じさせるものでした。
そういった辛い経験がない人は分かりませんが、小さいながら辛い経験を乗り越えたり強く生きるために必要な事だと思っての明るだったのです。
辛い経験や辛い過去を乗り越えた人は、涙を流して葛藤してそれでも明るく穏やかに生きている、ものすごく心が強い人間なのです。