保守的な人の特徴や性格を解説します。
保守的な人を見分けるには、自分に厳しい性格なのか、先を見据えているのかを知ることが大切です。
そもそも保守的とは、昔ながらの習慣や考え方などを尊重して、急激な変化や改革には反対する姿勢です。
つまり、歴史や伝統を重んじて、正しく品行方正な行いをする人のことを意味するのです。
保守的な人は、社内・学校からの信頼が厚く、信頼もあります。しっかりしている人間とイメージ付けられる事で、少々ミスして許されますし、社内の立場も上がります。
職場で働くサラリーマンであれば尚更ですね。
そして、保守的ということは、数多くの特徴があるのです。
例えば、安定した家庭を築きたい・冒険をしない・深くて狭い人間関係等が、保守的な人の特徴に当てはまります。
このページでは、保守的な男性と女性の特徴を全て挙げていますので「この人、なんで保守的なのかな」と思ったら、当てはまる心理や特徴がないかチェックしてみてください。
こちらになります
安定した家庭を築きたい
保守的な人の特徴として、安定した家庭を築きたいことが挙げられます。
大きな変化を求めないため、「代わり映えすることのない、平和な家庭を作りたい」と保守的な目標があるのです。
もちろん、メンズでもレディーでも交際することは多々あっても、結婚となるとかなり慎重になるのです。
きちんと段階を踏んで結婚相手を見極める。間違っても勢いで結婚するなんてことはありません。
性格はもちろんのこと、収入・仕事・実家・長男か否かまでを探偵を使ってでも把握し、結婚した後に後悔はしたくないのです。
つまり、好きな人と結婚するというよりかは、世間一般的に結婚して子供を産むという常識に合わせたいだけなのです。
幸せになることよりも、苦労しないことも第一に考えていると言えるでしょう。
冒険をしない
保守的な人の特徴として、冒険をしないことが挙げられます。
保守的な人が何よりも重要視するのは、「安定」です。
変化が全くない面白みがなくても、環境が安心出来るところでトラブルが起こりにくく、問題に悩まされることがないのであればそれ以上のことは望みません。
現状をもっとよく出来るチャンスが訪れても、万が一今よりも悪い状況になってしまったらと考えると思い切ったチャレンジが出来ないのも特徴になります。
常に安定志向、平穏であればそれが何よりなのです。たとえば、仕事をしていればその主義のせいで出世のチャンスを逃がしてしまうことも珍しくありません。
地位や給料が上がることになっても、今よりも忙しくなり責任の伴う仕事を任される機会が増えることを思えば前向きになれず、ステップアップ出来ないのです。
やりたいことがあっても今が落ち着いている状況であれば、自ら新しいことに挑戦をすることがありません。
また、財産を失う賭けごとなども、保守的な人から見ればとんでもないことです。
急激な変化にはついていけず、心を乱してしまうので、常に「いつも通り」でいることが何よりも大切です。
深くて狭い人間関係
保守的な人の特徴として、深くて狭い人間関係が挙げられます。
何事もチャレンジ精神旺盛な人は、様々な人と関わり、あらゆる刺激も新鮮なものとして、自分への成長に出来ます。
そのため、外向的になって視野が広がり、自分の知識やスキルとして蓄えていきます。
それとは反対に保守的な人は、仲が良く、長い付き合いの人としか付き合おうとしません。
自分と同じような人種と狭い人間関係の仲で生きていく特性があるのです。
確かに、保守的な人は狭いながらを深く付き合って、強い信頼関係を構築することが出来ます。
しかし、デメリットとして、新しい人間関係を作ることが出来ず、思考が固まったまま視野が狭くなってしまうことです。
何よりも、出逢いの場に行って、勇気を出して話しかけて、友達になるまでに仲良くなるのが面倒なのです。
そこで、考え方や意見が食い違うと、イライラしたり、傷つけられたりと、心を平穏が保てなくなります。
自分のコミュニティー以外の人とは、出来るだけ穏やかに接して、表面上で仲良く出来れば十分という心理ですね。
これは、恋愛関係に一番顕著になり、タイプの人にアタックして玉砕するくらいなら、恋人なんていらないという心理です。
そうした人が、良い年齢になって焦り始めるのです。
みんなと同じでいたい
保守的な人の特徴として、みんなと同じでいたいことが挙げられます。
保守的な人は、自分の意見がないわけではありませんが、嫌われるのを非常に恐れているため、常にみんなに合わせようとします。
世間一般的な「普通」・「多数派」でいることが、信念と言っても良いでしょう。
周りのみんなに合わせること事体が、趣味でもあり、それさえしておけば間違いないという心理ですね。
メリットとしては、協調性があるイメージをみんなに植え付けることが出来るのですが、デメリットは「あの人って自分の意志がないよね」という陰口を叩かれます。
上記のような性格なので、間違ってもリーダーになったり、指揮をとることはないですし、何が何でも、その役目を避けようとします。
逆に評判がよく、人気がある人のサポート役には率先してしてなろうとするズル賢い知識もあります。
確かに、大抵の場合は、多数派の意見に従っていれば、大きなトラブルや心の平穏は保ちやすいですからね。
自分自身が何をしたいかより、みんながどうしたいかを考える癖がついてことで、これが正しいのだと思いこむようになったのです。
受け身な人間
保守的な人の特徴として、受け身な人間であることが挙げられます。
例えば、デートであれば恋人に対して、「鴨川シーワールド行きたい」・「イチゴ狩り行きたい」などという意志表示はありません。
「どこ行きたい」と言われても、「どこでも良いよ」と言うばかりで、常に指示を待つのです。
つまり、「何かを発言して嫌われたくない・意見を反対されて傷つきたいない」という心理ですね。
恋愛に臆病であり、ついつい相手の顔色ばかり伺ってしまいます。
そうなるとお互いつまらない恋愛となってしまい、フェードアウトという結末に至るのです。
確かに、傷つきたくない気持ちは分かりますが、人間関係は一方的な関係では必ず破綻します。
よく考えて下さい。相手だってあまりにも受け身な態度をとられたら、「一緒にいたくないのかな?」という捉え方をしてしまうでしょう。
恋愛とは、人生をよりよく楽しむためにするものです。相手に嫌われないことが恋愛する目的ではないのです。
自分を出して嫌われても仕方ないのです。大事なのは、積極性と好意のアピールです。消極的な人は、何の魅力もありません。
最近恋人はデートに誘ってくれていますか?
もし、いつも相手からの誘いを待つようでしたら、自分から「日曜日八景島シーパラダイスに行きたい」と提案してください。
親の言いなりである
保守的な人の特徴として、親の言いなりであることが挙げられます。
「親にこう言われたから」「お母さんがこう言うから」と言った、親の恋愛観を受け入れて行う恋愛です。
親の言う通りの恋愛をすれば失敗が少ないと思ってしまっているので、融通が利かない恋愛ではあります。
あくまで親は「こういう恋愛が良いよね」程度のアドバイスなのですが、それをそっくり鵜呑みにするのも特徴的です。
そのせいか、恋愛においての異性選びに関してストライクゾーンが狭いのもポイントです。
そもそも保守的な人は、過保護や過干渉に育ってきたケースが強いので、どうしても親の言う事が正しい思考になっているのです。
その為、恋愛観までもが親に言われた通りの思考になってしまいがちです。
また、恋愛で何かトラブルがあった場合、親に相談するケースも保守的な人の恋愛観の特徴とも言えます。
そして、自分では決めず親に言われた通りのトラブル対処を行うようになるのです。
つまり、付き合う相手の選び方からトラブルが起きた時の対処法といった、一から十まで全て親の言う通りに動いてしまう傾向が高いとも言えるでしょう。
世間体が第一である
保守的な人の特徴として、世間体が第一であることが挙げられます。
具体例とするならば、
・安定した収入の公務員
・地味でも浮気しない性格
・清潔感のある服装
と言うような、自分のタイプというより、世間体を重視した恋人を選ぶ特性があります。
つまり、世間体に恋人や結婚していなきゃいけないという固定観念が強いため、好きという気持ちはほとんどないのです。
ですが、恋愛とは本来、精神論で行うものです。
なのに、「この人と付き合ったらこんなメリットがある」・「年収が高い人と結婚すればとりあえず安心」と、計算で考える恋愛をしがちです。
要は、リスク回避が第一優先であり、なるべく傷つたり、苦労したくはないのです。
しかし、苦労や傷つくことが少ない反面、喜んだり、笑い合ったりすることも少ないでしょう。
当然です。計算して、頭で考えた恋愛など義務的に付き合っているだけでいるだけなのですから。
ケンカすることも少なければ、愛情も湧くこともありません。さらに言うとそんな感情は相手にも、当然伝わっています。
何かトラブルが起きても助けようとも思わなければ、助けられることもなく、破局を迎えるのがオチです。
チャレンジ精神がゼロ
保守的な人の特徴として、チャレンジ精神がゼロが挙げられます。
いつもと変わらないもの・いつもと同じものを好むのが、保守派の基本的な性格です。
例えば、お昼はいつもと同じレストランしか行かず、同じメニューしか頼まない人ですね。
飽きて、「たまには違うレストランにしようかな・違うハンバーグを食べようかな」という発想が皆無なのです。
また、仕事についても、こうすれば作業効率が上がると言われても、それを覚えるまでの時間や周りのやっている人が多数派でないため、試して覚えようとしません。
要は、チャレンジ精神がゼロに近いのです。そうなると新しいもの好きな人や、好奇心旺盛な人達とは対立することになります。
ですが、そもそもチャレンジ精神旺盛な人は、どちらかと言うと少数派であるために、嫌われても気にすることはありません。
もちろんギャンブルなども、付き合いで仕方なく行くくらいで、自分から絶対に行かないでしょう。
保守派のメリットとしては、失敗や後悔する確率を少しでも減らせるため、大きな失敗やトラブルは起きにくいのです。
逆にデメリットは、代わり映えせず、つまらない人間と判断されます。そのため、刺激が欲しいタイプの人にとっては、苦手な人になるでしょう。
さらには、会社が保守的な人だけだったら、意見がまとまらず、新商品も開発出来ず、倒産してしまうでしょう。
つまり、チャレンジ精神旺盛な人、保守的な人。どちらかが欠けてもダメなのです。どちらを取るかはあなた次第ですよ。
みんなの視線が怖い
保守的な人の特徴として、みんなの視線が怖いことが挙げられます。
人に嫌われることを一番恐れ、みんなと違うことをしていると大きな不安に駆られるのです。
そのため、なるべく少数派であることを回避したいのです。
恋人・友人・仕事でも、自分の意見は絶対に言わず、みんなが意見、正確には多数派の意見に賛同します。
ですが、多数派について行くだけの誤魔化しは効かないシーン。例えば、プレゼンテーションや個人的な意見を求められた時に、何を言えなくなってしまうのです。
また、着ている服やファッションなども人の意見に左右されるでしょう。
要は、生き方自体が保守的で周りに合わせた生き方だったため、何が本当の自分か分からなくなっているのです。
リスクが大嫌いである
保守的な人の特徴として、リスクが大嫌いであることが挙げられます。
このタイプの人は何事も、成功した時の喜びより、失敗した時の悲しみを想像する方が大きいのです。
また、関係ない人や素人の意見にまで振り回されていつも消耗しているのです。
常に世間体を意識して行動しており、アンケート調査やテレビの街頭インタビューで、意見が食い違うだけで、「ワタシは変わり者なんじゃないか?」とパニックになって夜も眠れません。
人の気持ちを考えているのではなく、自分の保身を第一に考えているため、意見を求めれても決して言うことはないでしょう。
そして、自分の保身を第一に考えてるため、
・「自分の子供はみんなと同じでないとおかしい」
・「自分の彼氏彼女はこうあるべき」
と価値観を押し付けてたり、みんなと違う人を排除する傾向があるのです。
男女のコダワリが強い
保守的な人の特徴として、男女のコダワリが強いことが挙げられます。
世間体を大事にするのも保守的な人の特徴ですが、昔からの慣習を大切にするもの保守派の人の特性です。
大正・昭和・平成初期から言われている「メンズ・レディーはこうでないといけない」という男女のあり方を重視するのです。
メンズならば、泣き言を言わず、黙々と仕事をして、決して弱みを見せない。
レディーであれば、メンズの半歩後ろを歩き、きちんと料理を作り、きちんと子育てをする人になろうとします。
しかし、現代社会では「男女平等」の社会風潮があり、時代の変化になじむことが出来ないのです。
このために、この激動の時代を生き抜くことが困難だと言えるでしょう。
とは言え、このままではいけないことはもちろん自覚しています。そんな時は、チャレンジ精神旺盛な人と友達になりましょう。
近しい友達から、意見も聞くのも良いのですが、類は友を呼ぶという言葉があるように、同じ保守的は友達の意見では参考にならないでしょう。
活動的で行動力がある、時代の最先端を行く人の考え方を吸収しましょう。
もし、頑張って合わせてみても、全然共感出来なかったとしても構いません。要はどのポイントで反発したのか、どこが納得いかなかったのか。
それを知るだけでも、大きな収穫となり、自分の自己分析を改めて出来るのです。
まずは、色んな人の意見を聞いてみて何か参考なればいいなと気軽に考えば良いでしょう。
何はともあれ、行動することです。さあ、今から動き出して下さい。善は急げですよ。
大勝負は絶対にしない
保守的な人の特徴として、大勝負は絶対にしないことが挙げられます。
特に贅沢は望まない。トラブルが起きず、イライラせず、人並みの生活を送ることが出来れば満足、それが保守的な人の理想なのです。
そうなると、パチンコ・スロット・競馬・競艇・オートレース・競輪。
それらの確率の低く、依存性の高いギャンブルは絶対にしないことはもちろんのこと、ラーメン屋を開くような、人生を左右することには絶対に手を出しません。
上記で何度も語りましたが、保守派の人の幸せは、「変わらない安定」なのです。
それをかけてまで勝負はしません。ただ、仕事ともなるとそうはいかないのです。
このタイプの人の仕事は、決まったルーティーンであり、何年繰り返しても同じ成功しか得ることは出来ません。
今の仕事に慣れたら、いつも違うやり方を模索してみましょう。必ず、今の仕事より効率が上がる方法があるはずです。
新しいことに挑戦しない限り、今より質の良い作業は永遠に出来ないでしょう。
ただし、新しい要素を取り入れることによって、必ずより良い結果が出るわけではなく、良くて8割程度の結果となるでしょう。
ですが、それを試行錯誤しながら繰り返すことによって従来のやり方を超えることが出来るはずです。
流行より定番派
保守的な人の特徴として、流行より定番派が挙げられます。
この現代社会は、各企業が激しい競争の末、新商品の開発に力を入れており、洋服やシャンプーなど、ドンドン流行りのものが出てきます。
新しいもの好きや流行大好きな人達は、代わる代わる流行を取り入れてオシャレに励んでいます。
しかし、保守的な人はどうでしょう。いつも自分が使っているシャンプーや自分のお気に入りのブランドの服しか買いません。
友達に進められたり、気になった商品があっても、まず、ネットの評判や口コミを調べてからじゃないと絶対に手を出すことはありません。
下手に購入してお金を失うよりも、買ったつもりで貯金して、いざという時の蓄えにしたいのです。
ただし、仕事の面ではどうでしょう。確かに安定した生産量ではありますが、現状のやり方では、決して伸びしろはありませんよね。
「成長=慣れ」ならば、「現状維持=衰退」とも捉えることが出来ます。
もしあなたが、今のままでは納得いかず、衰退する一方と考えているのなら、リスクを考えて、やらなかったことを、しらみつぶしにやっていきましょう。
自分でちゃんとリスクを考えた上での行動ならば、周りのネガティブな意見を聞き流して結構です。
もし、失敗しても必ず今後の役に立つはずです。挑戦し続けることで、今までの臆病なやり方では、得られない経験を体感出来るでしょう。
保守的な男性特有の特徴
保守的なメンズ特有の特徴として、家事が出来るレディーを求めることが挙げられます。
男女平等の風潮がより強くなった現代。レディーが家事を全てやるのが当然という考え方は時代錯誤となっています。
ですが、保守的なメンズが、昔からの慣習を大事にする傾向があるため、レディーは家事が出来て当たり前だと思っています。
専業主婦にしろ、共働きにしろ、レディーに対して完璧な家事を求めるのです。
さらに、レディーは清く美しいものと言う固定観念があるため、清潔感についてもキッチリとチェックしています。
最低限の料理と掃除・洗濯が出来ないようであれば、絶対に結婚などしてくれないでしょう。
保守的な女性特有の特徴
保守的なレディー特有の特徴として、貯金をコツコツすることが挙げられます。
定期預金をしっかりと天引きして、余程のこと、例えば、手術や引っ越しなどしない限り、解約など絶対にしないのです。
悪く言えば、無趣味で他に使うお金がないのです。彼氏をおらず、デートするお金やオシャレする予定も当然ありません。
言わば、趣味が貯金。人よりも多くも貯蓄額をもっていることが、彼女達の優越感を支えているのです。