やたら褒める人の心理や性格を解説します。
やたら褒める人の心理を見分けるには、下心があるのか、やる気を出させたいのかを知ることが大切です。
人を褒めると、結果的に部下の仕事の質やスピードを上げ、このチームは雰囲気が良い・元気がある・成績が良いと判断され、評価を大きく上げます。
社会人として働くサラリーマンであれば尚更ですね。
そして、やたら褒めるということは、数多くの心理状態を表しているのです。
例えば、自信をつけさせたい・体目当て・子育てを楽しみたい等が、やたら褒める人の心理に当てはまります。
このページでは、やたら褒める男性と女性の心理をすべて挙げていますので「この人、なんでいつもやたら褒めるのかな?」と思ったら、当てはまる心理や特徴がないかチェックしてみてください。
こちらになります
自信をつけさせたい
やたら褒める人の心理として、自信をつけさせたいことが挙げられます。
褒められるとどんな気分になるでしょうか?「軽い言葉を易々と」か「嬉しい」となるかはあなた次第です。
しかし、マザーやティーチャーから褒められた時はどんな気分でしたか?照れ臭い気持ちもありながらも、ハッピーになりましたよね。
具体的には、一生懸命勉強して、クラスで3番だった。そしてその時に褒めてもらうと「やればちゃんと結果が出る」と勇気と自信が沸くでしょう。
誰かを認めて、褒めることは今後の糧になり、またあの時の喜びは味わいたいというモチベーションになります。
そしてこの喜びは、就職しても仕事で活きるのです。上司や周りに認めてもらおうとするからです。
そして褒められた人は、就職しても仕事で活きるのです。上司や周りに認めてもらうと頑張ります。
一緒の仕事でも、褒められ続けて、やる気を出して作業した方が、どんなことで耐え抜く力が付きます。
仕事で成長するには、成功体験ももちろん大事ですが、褒めて成功させやすくするのも一つの方法です。
無数にある褒めセリフですが、やはり一番ハッピーになる呪文は「すごく頑張ったね」でしょう。
ちゃんと頑張ったことを誰かが認めてくれた。それだけで心が満たされませんか?普段のライフ生活の中で、自分の頑張りが認められないうこともたくさんあります。
そういうものだと思いながらも、誰からも理解してもらえないと心が泣いてしまうのです。
そういう時に「よく頑張っているね」と言われたら、すごくハッピーに気分になるのです。
他人にだけでなく、自分自身に言ってみるのも、とても効果がある褒め言葉なのです。
絆を深めたい
やたら褒める人の心理として、絆を深めたいことが挙げられます。
誰に褒めてもらえる。誰かに認めてもらえる。すると自然に笑顔になりませんか?
人間誰しも努力してきた過程や、はたまた結果を称賛してもらえば、穏やかな気分になれるでしょう。
反対に、怒られたり、怒鳴られ続けると「怒られる」・「何をやっても認めてもらえない」とマイナス思考に陥り、本来のパフォーマンスも半減してしまいます。
確かに一人優れた人を中心に仕事するのも大切ですが、組織である以上、チーム力が大切です。一人がマイナスな意識があるとチーム全体に影響します。
絆を深めるには、まずは誰かを認めて上げること。認められたいとまた褒めて欲しいと思わせることです。
褒め方に正解はありません。ですが、その人の個性を否定しないこと。否定せず、「よく頑張ってるね・ちなみにこんなやり方もあるけどどうかな」という具合ですね。
「一番には成れなかったけど、次に活かせるね」なんて言われたらハッピーですよね。
結果よりも、努力の過程を重視し、明らかに方向性が間違っている場合のみ、注意すれば良いのです。
人は理解者がたった1人いるだけで心強くなり、行動するモチベーションが沸くのです。
モチベーションをアップさせたい
やたら褒める人の心理として、モチベーションがアップをさせたいことが挙げられます。
いつも強がってる人で、一度は立ち尽くす日がくるものです。
恋や仕事を拗らせて、生真面目な人が途方に暮れる時。旅行・買い物・部屋探し。幸せは体力勝負です。
努力が必ず報われる訳ではありません。結果が出なかった。後から始めた人に追い抜かれた。
気力を失う原因は人それぞれです。
つまり、それでも諦めなかった人が成功するのですし、そしてそのためにモチベーションの維持が不可欠です。
「この人やる気が落ちてるな」と思ったら、褒めて上げることで、再びやる気を上昇させられるのです。
失敗した・理不尽に怒られた・何もかも思い通りいかない。するとドンドンやる気はダウンします。そんな時に褒めてみましょう。
難しいことを考える必要はありません。「よく頑張ってるね」。これだけで良いのです。
すると腐りかけた気持ちが蘇り、再び立ち上がるでしょう。このように、やる気を継続させるためには、褒めることが必要だと分かりましたね?
これにはモチベーションが沸くという根拠を示す実験結果もあるのです。
小中学生の子供を対象にし、「才能あるよ」と言うよりも、「これだけ沢山努力して偉いね」と言う方が、自分から進んで勉強していくことが分かりました。
これに当てはまるのは何も子供だけではありません。ビジネスでも中々結果が出なくて頭を抱えてる人がいたら、努力を褒めましょう。
女子マラソン選手の高橋尚子さんをオリンピックメダリストに育て上げた小出義雄監督は、褒めることでその才能を開花させたという本を出しました。
また何処にも褒めるところがない人などいません。よく探して褒めることが、人を伸ばすためにも大切です。
期待に応えて欲しい
やたら褒める人の心理として、期待に応えて欲しい心理が挙げられます。
「すごいね・頑張ってるね」と言われると、その人に対し、「優しい人だ・分かってくれてる」と信頼を寄せるようになります。
人は誰しも「すごいね・頑張ってるね」と言われると、「優しい人だ・分かってくれてる」と信頼を寄せるようになります。
誰かを褒めるということは、相手ももちろんのことですが、自分のやる気にも繋がります。
例えば、自分のお腹を痛めたベイビーが生まれると、この子のために何があっても頑張りたいとなるでしょう。
このように、誰かのためを思ってやることは、自分以上の力を発揮出来るのです。
つまり、自分を大事にしてくれる人をもっと喜ばせようというマインドになるのです。
そして、落ち込んでいる状況・苦しい状況。そんな人に、「君は悪くないよ・よく頑張ったよ」そう言ってあげて下さい。
その人の悲しい想いに寄り添いながら、頑張った過程を認めて上げられるでしょう。
何か大変なことを抱え込んでいる人、心の中が闇に多い尽くされています。
周りは助けて上げたくても、それが中々出来ないなら「よくやっているね」と言って上げて下さい。
一緒に背負うことは無理でも心の負荷を和らげられます。
脳を活性化させたい
やたら褒める人の心理として、脳を活性化させたいことが挙げられます。
脳科学の発表によくと、人間だけではなく、動物は褒められると、脳に「快」の信号が走り、脳が活性化します。
活性化する脳は、前頭前野。つまりオデコのすぐ後ろにある脳です。動物の思考はこの部分が働いています。
思考力・記憶力・決断力・感情のコントロール。全てこの部分働きです。褒められることにより、活性化するのです。
そして、脳その心地良さをインプットしており、また褒められたい・認められたいという根拠があります。
結果的に、誰から褒めや労いもなかった人に比べて、「まだやれる」「もっと喜ばせたい」とモチベーションも上がります。
努力の過程を褒めるのベストですが、優秀な人であれば、直接結果のみを褒めても良いでしょう。
仕事であれば、営業成績やプレゼンテーションですね。仕事以外でも「スーツ似合ってるね」でもOKです。
ずっと近くにいる相手でも、少し観察してみるだけでも他の人より秀でていることを発見出来るでしょう。
それを「〇〇がいいね」「〇〇力があるね」とストレートに伝えて上げましょう。
これがキッカケで上司と部下の関係が良くなったりしますし、相手はもっともっとその能力に磨きがかかるはずです。
理想的な外見だった
やたら褒める人の心理として、理想的な外見だったが挙げられます。
例えば、「絶世の美女だった」「最高のイケメンだった」。そんな人はいたら無意識に褒めてしまうものです。
口に出してまで褒めるというのは、自分の憧れだった部分が強いからです。
美意識が強く、自分なりのコダワりがあるのです。そして雰囲気などもありますが、一番分かりやすいのはやはり外見でしょう。
ピアス・髪型・リップ。よく見れば沢山ありますよ。
例えば、気合いを入れた髪型や普段と違う服装で町を歩いた時に、誰からにも気づいてもらえない。そんな悲しいことはありません。
もちろん「自己満足」で済ませることも出来ますが、やっぱり心のどこかで「それ似合ってていいじゃん」「それ可愛いね」と言われるのを期待するのが人間です。
個人差はあれど、いつもと違うことはしている人は、誰かに気付いて欲しいのです。
良いところを伝えたい
やたら褒める人の心理として、良いところを伝えたいことが挙げられます。
初対面と話す。それは誰しも緊張するものですし、嫌われるメリットはありません。とにかくきっかけが欲しいところです。
ならどうするか?それが褒めるということ。余程雑な褒め方でないと嫌な思いはしませんし、笑顔になれるので会話の突破口にもなるでしょう。
注意点としては、太ってる人にスリムですね。などあまりにもかけ離れたことを言うと「バカにしやがって」怒りを買います。
ですので、きちんと事実を言って下さい。すぐに見つけられるのは、外見ですね。
清潔感のある服・カッコ良いシューズ。何でもOKです。どうしても分からなかったら「優しいですね」がベストです。
「素敵ですね」と直観的にストレートに伝えるとスマートです。
やたら褒める男性特有の心理
やたら褒めるメンズの心理として、体目当てが挙げられます。
「サトコちゃんすごくモテるでしょ?」「付き合ってる人がいないんなら彼氏候補に立候補しまーす」と言うが体目的のメンズです。
レディーたちは、騙されて「ウフフ」「んも~ヤダァ~~」と満更でもないスマイルをします。
レディーは甘いセリフに弱く、「初めて一目惚れした」「こんなに胸が張り裂けそうになるなんて」というとキュンとします。
また、運命という単語に弱く、「ディスティニーを感じた」と言われてたらもうメロメロです。
ですが、出逢って間もないのに甘い言葉で褒めるメンズは、ほぼ下心で間違いないでしょう。
初対面で、レディーに甘いセリフを連発する。しかも躊躇せずに言うということは、おだてて夜スキンシップをしたいだけなのです。
メンズは、交際するつもりなくとも、体目的のためには、何が何でも口説いてきます。なので甘い言葉に弱いレディーはご用心ですよ。
「ディスティニー感じない?」「君の唇を奪いたい」というのは、レディーの体を狙ってるとしか思えませんよね。
心が弱ってるレディーは、イケメン男性に愛のセリフを言われるとコロっと騙されてしまいます。しっかりと真実かどうかを確かめましょう。
それに加えてボディタッチが多いのも特徴です。頭をポンポンされたりするとキュンとなってしまいますが、これも体目的のテクニックです。
ですが、体目的の男性は「ディスティニーを感じてるよ」などの甘いセリフやボディータッチはするものの、実際の言動には不真面目であることがほとんど。
何か困りごとを相談しても「仕事が忙しくて」と言い訳ばかりで時間を作らなかったり、あなたの行きたいディズニーシーには全く付き合ってくれなかったり。
また体目当てのメンズはレディーを軽視している傾向もあり、「うまいこと言えば、ホテルに行けるかな」と思っています。
どんなに素敵な愛の言葉でウットリしても、メンズの言動をしっかりチェックして、その言葉が本当か確かめましょう。
やたら褒める女性特有の心理
やたら褒めるレディーの心理として、子育てを楽しみたいことが挙げられます。
誰しも自分の存在を認められ、そして誰かを認めて上げることでお互いが心地良いものになります。
子供だってママさんに褒めてもらえると、気分も良くなりますし、言うとこだって聞きやすくなります。
人の良い所、特に子供の良さを見つけようとすると、子供も自然とスマイルになるのです。
素直に何でも言う事を聞く、小さい頃の子育ては短い間ですし、大変ですがエンジョイしたいものです。
しかし、そうは言っても早く褒めないと気負ってしまうと、余計にイライラするお母さんもいるでしょう。
そういう方は、無理に褒めなくてもいいですよ。子どもの話を聞き、気持ちに共感するだけでこれで充分です。
むしろ、おだてて何かやらせようとしたり、人と比べて褒めたりといった、間違った褒め方の方が問題です。
コツとしては、今出来ている「事実」を褒めましょう。「みんなもやってるんだから内の子も出来て当然」と思ってはいけません。
無邪気な内な「ハイハイが出来た」「母乳が終わった」など些細ことでもハッピーになります。
ですが、成長するにつれ「出来て当然」という意識になり、出来ないことに目が行くようになります。
大切なのは、認めて上げることです。成長しても結果だけに意識せず、努力していることを認めて上げて下さい。