高卒コンプレックスを持つ男性の特徴

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴をまとめました。

社会で働くようになると、この日本では学歴がものを言うと実感している人は少なくありません。

もちろん、学歴だけで人を判断するのは愚かだとみんな知っています。

ですが、婚活や仕事を得るときにも、自分のステータスやスキルとしても「学歴」というブランドが、ずっと自分について回るということを実感しますよね。

世間の目や評価は時代と共に変わってきているといっても、やはり高学歴の人がチヤホヤされたり何かと優遇されたり、高学歴というだけで一目置かれるも多いでしょう。

しかし、学歴コンプレックスを抱えたままでは、本来の実力を出しきれなかったり、大卒の彼女に劣等感を感じて衝突してしまいます。

もし学歴コンプレックスを克服すれば、もっとあなたの可能性が広がったり仕事も人生も楽しくなるかもしれませんよ。

このページではそんな学歴の違いで人間関係に悩んでる方は参考にしてみて下さいね。

就職や転職が決まらないのを学歴のせいにする

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴として、就職や転職が決まらないのを学歴のせいにする男性が挙げられます。

実際に就活や転職活動を始めると痛感しますが、多くの企業では求人に対して「大卒以上」の応募資格が定められています。

そうすると、高卒者・専門卒者・短大卒の人たちは書類選考で落とされてしまうのです。

なぜなら、「大卒以上」の応募資格こそが大手大企業の採用基準なのです。

ですが「大卒以上」と記載されてない会社でも高卒のメンズは、就職や転職活動が上手くいかないと学歴のせいにしがちです。

就職で大卒という学歴はもちろん大切ですが、それ以上に大切なことも気付いていないのです。就職が決まらないのを全て学歴のせいにするのはいただけないことです。

高卒コンプレックスを持っている人はただ漠然とコンプレックスと捉え、全て「学歴のせい」にしてしまいます。

それを改めるために、学歴と一度正面から向き合ってみることです。具体的には自分が学歴のために受けた不利益や、将来予想されるデメリットを書きだしてみるのです。

そうすると高卒のデメリットがない会社に就職すれば良いと気がつくはず。むしろ、「学歴コンプレックス」によって生まれる自信のなさのデメリットの方がずっと多いのです。

高卒コンプレックスによる苦しみは、学歴そのものではなくそれに劣等感やジェラシーを抱いている己にあると自覚してください。

自分のことを卑下する

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴として、自分のことを卑下する男性が挙げられます。

高卒コンプレックスの人は自分の学歴が低いことを気にしているのか、開き直っているのか、会話の二言目には「俺バカだから分かんね」と言って何事にも真剣に考えません。

ネガティブで自信がない人に共通する口癖ではありますが、自分のことを「俺バカだから分かんね」と卑下する人は、常に自信喪失状態にあると言えるでしょう。

このタイプはマイナス思考で常に自分に自信がなく、新しいチャレンジを恐れたり今の自分を変えようと心がけないために、常に自分の評価が低いのです。

何より一番厄介なのか、学歴コンプレックスの状況を克服しようという気持ちがゼロなために、一年「どうせ俺は」と言って逃げているのです。

当然ネガティブ発言を連発し、周りを不幸にしてしまう人ですし、危機感や自分がどんなに努力してないか分かっていないために、自分と比較して他人の優れた長所ばかりが目立ってしまいます。

このような自己評価がずっと低いタイプは自分を褒めることも難しいのです。

さらには他人の優れた部分に敏感であるため、自己評価が高くなり自分を諦めてしまっているで、卑下することが当たり前の状況なのです。

この暗い闇から抜け出すには、成功体験を積んで本物の自信をつける必要があります。

「帰ってから勉強して転職や仕事に有利な資格を取る」「スキルアップや昇進するために仕事に全力で取り組む」など、今始められる事スタートしてください。

実際に動き出して忙しくなれば、もう「大卒」にこだわる時間は無くなるはずですよ。

学歴を聞いて態度を変える

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴として、学歴を聞いて態度を変える人が挙げられます。

このタイプの人はとても分かりやすく行動をとり、学歴を聞いて急に態度を変えるのです。

例えば高卒コンプレックスの人は、今までオラオラ系な態度だった人が相手の学歴を聞いたとたんにペコペコしたりする人が多いですよね。

高学歴の人に対しては婿を売って取り入ろうとしているが、中卒の人や高校中退の人に対して冷たかったり見下したりします

これは自分より学的がある人間に対しては過剰に婿びて、そうでない人間に対してはまったく婿を売らない行動から判断できるのです。

もちろんそんな愚かな行動なら、どんなに滑稽な姿か周囲からは丸わかりですし憐憫の目で見られてしまいます。

みなさんの周りの高卒コンプレックスの人も、学歴を聞いた瞬間コロコロと態度が変わって媚びてきてはいませんか?

高卒コンプレックスの人にとって人間関係は、従う者と支配する者だけしかないのです。

そのため、後輩や部下など立場の弱い人に対して偉そうに上から目線で振る舞い、上司など強い人間には媚を売って従属するひねくれた負の関係しか結べないのです。

学歴に嫉妬する

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴として、学歴に嫉妬する男性が挙げられます。

学歴という明確な順位付けがあるだけに「有名大学卒」の人はモンスター嫉妬男にとって格好の的となります。

たとえば、会社の同僚がミスをすると、普通は励ましたりフォローしますよね。

ですが中には「大卒のくせにこんな事もできないのか」「仕事が出来ないのに大卒なだけで俺らより給料高いよな」という人もいます。

会社で若い大卒の人が良い昇進したとき、「大卒は得だよねー」という人もいます。

これらは嫉妬から出る発言であり、うらやましいと思っていることに他なりません。

大卒の学歴にジェラシーを感じる人は、他人との境界線が曖昧で高学歴の人と自分を同一視し、他人に自分が負けていると思い込んでしまうのです。

そして、羨ましいという感情が抑えられなくなり、嫌味を一言言いたくなるのです。

モテない

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴として、モテない男性が挙げられます。

高卒男子の中には、大卒女子の彼女に学歴コンプレックスを抱えている人もいます。

そのため、大卒女子と付き合っても心の中のどこかで「バカな俺と大卒女子は釣り合わない」と引け目を感じてしまうのです。

彼女の方はそんな事を全く意識していないにも関わらず、何かあるごとにいちいち自分と彼女と比較し「俺は君と違って高卒でバカだ」と学歴ばかり気にするネガティブ発言を連発します。

そんな劣等感が強い状態だと、いつ彼女に振られてもおかしくないと疑心暗鬼となり、すこしでも彼女に冷たくされるとパニックになって振られてしまうのです。

誰しも大なり小なりコンプレックスはありますが、特に学歴コンプレックスをポジティブに捉えれば「俺は高卒で苦労したから、大卒なんかに負けてたまるか」と奮起する理由になるのです。

逆にネガティブに捉えるタイプは、何か起こると全て「大学も出ていない低学歴だから」という理由で諦めがちです。

しかも高卒の劣等感を持つ男子には、メンズはレディーよりも優れているべき、という男尊女卑の価値観があるのです。

現実問題としてそういう高卒男子の卑屈な負い目は、レディーにとって「面倒くさい・疲れる」と思わざる得ないのです。

子どもは高学歴に育てたいと考える

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴として、自分の子どもは高学歴に育てたいと考える男性が挙げられます。

高卒コンプレックス男子は自分は高卒によって社会的地位で損をしているという負い目が常にあります。

そのため「自分の子供には学歴で惨めな思いをさせたくない」「いい大学でいい会社に入ってエリートコースを走ってもらいたい」と考えてしまうのが高卒コンプレックス男子です。

つまり、子どもに対して「教育熱心なパパ」「英才教育を施す父親」になるパターンです。

それは個人の家庭の問題なので構いませんが、問題はその根底にはコンプレックスから来ているという事です。

自分の子どもに塾に家庭教師を雇って、高額なお金を払ったにもかかわらず期待以下の成績しか出ないと、感情的に子どもを厳しく叱り、時には体罰でしつけをしてしまいます。

子どもに過剰な期待を押し付けるとかえって成長を妨げることになりかねません。

子供は自分の道具ではなく、血が繋がってるだけである意味他人です。

間違ってることはしかり、子供の個性を認め伸ばして見守るのが親の基本と言えるでしょう。

自分の学歴は触れられたくないが、人の学歴は知りたい

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴として、自分の学歴は触れられたくないが、人の学歴は知りたい男性が挙げられます。

高卒コンプレックスを持つメンズは、劣等感を持っているのですから、当然最終学歴なんかは聞かれたくないのです。

卒業論文やサークルの話はできるだけ避けたい傾向があります。これは当然と言えば当然な心理でしょう。

ところが、人の学歴については強い関心を抱いています。その人に直接聞かなくても他の人からその人の学歴を知ろうと根回しをします。

それを知ってその人との距離の取り方を考えているのです。どうしても自分以外の人間を高卒か大卒かで評価してしまうのです。

つまり、精神的に学歴に縛られているのが、そうしたメンズの大きな特徴なのです。ここにもその「卑しさ」が垣間見えているのです。

話相手が高卒以下だと分かったら急にフレンドリーな態度をとり、大学卒の人を「あいつは学歴だけ」と悪口を言います。

逆に大学卒だと知ると、急にサラりと会話をスルーし始め、距離をとってフェードアウトを狙います。

大学を卒業した人と話が合わないと嘆く

高卒コンプレックスを持つ男性の特徴として、大卒と会話が合わないと嘆く男性が挙げられます。

大学を卒業した人は大学で4年間過ごした分、広い価値観を持っています。

基本的に高校生活は家の往復ですし、時には数駅隣の友達の家に行ったり、駅前の繁華街に遊びに行ったりが高校生の行動範囲です。

それに比べて大学に通うというのは、色んな人が地方や外国から来ていて、自分と価値観が違う人と接する機会が多いのが違いです。

また行動範囲も人間相関図も高校生とは格段に違います。バイトや合コン、ゼミ、サークルなど多くの人と交流するきっかけがたくさんあるのです。

つまり、高卒コンプレックスの人が大卒の人と話が合わないと感じてる理由は、就職するまでに多くの人と会ったかという事だけなのです。

それを羨ましいと感じて世界が違うと思い込んでいます。しかし本来そんなのコンプレックスを感じるようなモノではありません。

視野の範囲が違ったり、価値観の多様化の差があると人は誤解したりすれ違ったりしますが、学歴による価値観の違いはただの幻想です。

仮に学歴によく価値観に差が出ていたとしても、それはお互い妥協し合って許しあえば深い溝などアッサリと埋まります。

しかし、お互いに邪悪な悪気がなくても、いつの間にか発展するのが「差別化」の恐ろしい所です。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、どの時代も差別の始まりは、つまらない勘違いと偏見が元凶となっているのです。